画面いっぱいに撮ろう
写真を上手に撮る第一の基本は被写体を画面いっぱいに写し込むことです。 そうすることで、余分な物が写ることを防ぎ、赤ちゃんの表情を微妙なところまで捉え、 お宮参り初着の柄も鮮明に表現することができます。
いつもの撮影位置よりさらに一歩踏み込んで、赤ちゃんのその表情を捉えて上げて下さい。
背景に注意しよう
写真を撮る時、一般の人はその撮りたい被写体のみに注意を払い、シャッターを切ってしまいがちです。そして出来上がって見てみると、隅の方にゴミ箱が写っていたなんて事になります。
写真を撮る時には、画面に余分な物が入っていないかをチェックしましょう。背景には朱塗りの柱のように宮参りをイメージできるものか、それとも反対に壁のような無表情のものがよいでしょう。どちらにしろ、すっきりした背景になるように心がけましょう。
シャッターボタンは脇を締め、息を止めて押す
今時のカメラは露出もピントもカメラ任せ、マイコン制御で失敗のしようがありません。
失敗するとしたら、カメラのシャッターを押す際にカメラがぶれる「カメラブレ」だけです。
カメラブレを防ぐにためには、シャッターボタンを押す際に、脇を締め息を止めて押すことがコツです。ぜひこの癖をつけておきましょう。
ISO感度は高めに設定しよう
ISO感度は数値が大きいほど受光する感度が高くなります。
お宮参りの撮影ではISO400~3200程度の高めに感度設定することをお薦めします。
感度が高い分シャッタースピードが速くなり、手ぶれの心配が少なくなります。またピントの合う範囲が拡がります。
失敗しない写真のための有効な手段です。
失敗を恐れずどんどんシャッターを切ろう
一般の人が赤ちゃんのベストの表情を撮るのは至難の業です。それよりも「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」式に、たくさん撮った中からベストの一枚を選びましょう。
そのためには、スペアのメモリーカードを用意しておき、途中で心細くならないようにしておきましょう。また、カメラ用の予備バッテリーも準備しておくと安心です。(撃ったことありませんが)マシンガンを撃つつもりで、がんがん撮りましょう。